2016年10月18日火曜日

闇金の勧誘手口

闇金の勧誘について

闇金融業者の手口は日々進化しています。

あらゆる方法で、被害者に狙いを付け、手段を選ばず実行します。

ここでは、闇金が行う代表的な勧誘の手口を紹介していきます。


闇金は、同業者や名簿屋などから債務者や金融事故者(ブラックリスト)の顧客情報を入手し、それを元にターゲットをリストアップして勧誘を行います。


電話での勧誘

闇金は、前述のような裏ルートから得た、リストを元に勧誘電話をかけてきます。

電話による勧誘は、闇金側としては、警察に通報されたりするなど対策を取られるリスクを伴うため、ターゲットを絞りピンポイントで勧誘を行います。

言葉巧みにお金を貸し付けようと持ちかけてきますが、絶対に申し込まないようにして下さい。融資の申し出に対しては、必ずきっぱりと断るようにしましょう。


通常、正規の消費者金融は、電話で直接顧客に対して勧誘を行うことはありません。

貸金業者を名乗って、電話をかけて勧誘をしてくる業者は、闇金だと考えて近づかないようにして下さい


DM(ダイレクトメール)・FAX・チラシでの勧誘

闇金が行う勧誘手口の中で最も多いのが、このDM(ダイレクトメール)・FAX・チラシを使用した勧誘です。これらは闇金融業者が顧客獲得をするための代表的な手段の一つです。

どこにも融資を申し込んだり、請求をしていないにもかかわらず、ダイレクトメールが一方的に届くようになる場合は注意が必要です。

闇金が送りつけてくるDMは、はがきタイプや封筒タイプのものなど種類は複数ありますが、ほとんどのダイレクトメールには「ブラックOK」「即日融資」「無審査」「低金利」「長期一本化」などという文面が掲載されています。

正規の消費者金融は、家族の目に触れる可能性があるDMなどを、直接自宅に送りつけてくることはまずありません。

DMで勧誘してくる業者は、ほとんど100%の割合で闇金業者なので、絶対に連絡をとらないで下さい。


また、団地やマンション、一般住宅などのポストに、融資を謳うチラシをポスティングして勧誘を行うケースや、自宅に直接FAXを送りつけて勧誘を行うケースもあります。

毎日のように大量のダイレクトメールが送りつけられてくる場合は、その場ですぐに破り捨てるよりも、郵便局で『受け取り拒否』扱いで返送してもらう方が効果的です。

なぜなら、ダイレクトメールを送付するのも費用が掛かるため、受け取り拒否を続ければ、闇金業者も無駄なコストを省きたいという考えから送りつけてこなくなる可能性が高いからです。


新聞・雑誌広告での勧誘

闇金は、新聞や雑誌に宣伝広告を掲載して勧誘を行います。

ただし新聞と言っても全国紙や地方紙ではなく、ギャンブルの情報などを掲載しているスポーツ新聞です。

また、雑誌も一般雑誌ではなく、パチンコ・パチスロなどのギャンブル情報誌風俗・アダルト雑誌などをメインに掲載しています。

一般の広告に紛れて宣伝広告を打っている場合があるため、注意が必要です。


電柱・ガードレールの貼り紙での勧誘

闇金は、人通りの多い街中の電柱やガードレールに貼り紙チラシを貼って勧誘している場合があります。

このような貼り紙チラシは、人口の多い大都市に多く見られます。

ほとんどの貼り紙チラシには、事務所の所在地や貸金業登録番号などが掲載されていません。


また、ほとんどの場合、連絡先は固定電話の番号ではなく、携帯電話番号のみを掲載しています。

貸金業登録番号や固定電話の番号、事務所の住所などを掲載していないチラシは、違法金融業者(闇金融)だと考えるようにしましょう。


このような広告を街中で目にしても、絶対に連絡をすることのないよう注意して下さい。



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